本展では、日本画家・盧思による新旧の代表的な作品をご紹介いたします。
幻想的な色彩で海の生命を描き出した《海のファンタジー》、
幸福を象徴する鳥たちをモチーフとした《幸せを招ぶ小鳥》、
そして荘子の「胡蝶の夢」を主題にした新シリーズ《荘周夢蝶》を展示。
また、作家が「金屏風上の印象派」とイメージして制作した屏風作品では、
光と色の揺らめきが生み出す独自の世界観が広がり、
自然と生命の温もりが繊細に表現されています。
伝統的な日本画の技法に印象派的な感性を重ね合わせ、
現代的な詩情を紡ぎ出す盧思の作品世界を、ぜひご堪能ください。